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本名・永井潔(きよし)。1945年9月6日生。
17歳の頃に出版社への漫画持込を始め、20歳で石森章太郎(石ノ森章太郎)のアシスタントに。そのチーフアシスタントを経て、22歳の時に『目明しポリ吉』(「ぼくら」(1967年11月号 講談社)でデビュー。以降、『ハレンチ学園』『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』などの大ヒット作を世に送り続ける。海外、特に欧州での人気は非常に高い。2009年には石川県輪島市に永井豪記念館が設立され、その偉業を讃えている。
デビルマン
あらすじ
主人公・不動明がデビルマンとなって、人類を襲う悪魔(デーモン)と戦う。当初は明と親友の飛鳥了のふたりがデーモンと戦っていたが、物語中盤で、飛鳥了こそデーモンの棟梁・サタンであることが判明。悪魔への恐怖から人間不信が蔓延した人類は自滅し、最後はサタン率いるデーモンと、明率いるデビルマン軍団の戦いとなった。その戦いの決着は明確には語られないが、明が死んだところで物語りは幕を閉じる。
解説

1972年「週刊少年マガジン」で連載。同作者の『魔王ダンテ』のアニメ化企画から始まり、『雷人サンダー』の企画を経て、『デビルマン』に辿り着く。漫画はアニメに先駆けて連載を開始。最終的には双方全くことなる内容となった。

アニメと漫画は、同じ設定をベースにして作られた別々の作品と考えた方が正しいだろう。漫画とTV作品がお互いのオリジナリティーを尊重しつつ、作品を作り上げていくスタイルは、同作者の『マジンガーZ』然り、石ノ森章太郎の『仮面ライダー』然り、当時としては珍しいことではなかった。よって、アニメから入って漫画を読んだ人には、その内容のギャップに大きな衝撃を受ける人も少なくなかったようだ。

物語が進むにつれて、作品の抱えるテーマは大きくなり、黙示録的な世界を描き出す。最終的には、悪魔人間たる自分のアイデンティティーは何か、という主人公の悩みがテーマだったと言えるだろう。その内容は作者が意図したものなのか否か、それはわからない。しかし読者にとっては物語を楽しむと同時に、ちょっとした哲学的思索のきっかけを与えてくれる名作である。